大坂なおみの二重国籍問題が決着?東京オリンピックに日本代表を選択した理由

大坂なおみ選手は2018年に20歳の若さで日本人初のグランドスラム初優勝し、

2019年にはアジア初の全豪オープン初優勝を達成した新進気鋭のテニスプレーヤーです。

しかし、二重国籍であることが問題になっており注目を集めています。

今回は、大坂なおみさんの二重国籍問題や東京オリンピックは日本代表で出場の可能性についてまとめましたのでご覧ください。

 

大坂なおみの二重国籍がついに決着?

素晴らしい戦歴の大坂なおみ選手ですが二重国籍であることが問題となり騒がれていました。

現在大坂なおみさんは日本とアメリカ合衆国での二重国籍となっています。

 

アメリカ合衆国の法律では二重国籍を認めていますが、日本では原則二重国籍が認められていません。

 

しかし、大坂なおみさんのケースに関してはテニスプレーヤーとして活躍できるように、プレイヤーとしての国籍を強豪選手の多いアメリカ合衆国ではなく日本にしたそうです。

そのため二重国籍でも容認されていました。

 

でもそれも期限付きで、それまでにどちらの国籍にするかを決めないと日本国籍を失うことがあるのです。

日本の法律では以下のようになっています。

(1)昭和60年1月1日以後に重国籍となった日本国民

ア 20歳に達する以前に重国籍となった場合→22歳に達するまで

イ 20歳に達した後に重国籍となった場合→重国籍となった時から2年以内

※なお、昭和60年1月1日以後に重国籍となった方が、上記期限までに国籍の選択をしなかったときには、法務大臣から国籍選択の催告を受け、場合によっては日本の国籍を失うことがあります。

大坂なおみさんは今21歳であり、2019年10月16日には22歳になってしまいます。

そのため、あと数ヶ月でどちらの国籍にするか選択しなければ、場合によっては日本国籍を失ってしまうのです。

まだどちらにしたか決めたという情報はないのですが、現在検討中なのでしょう。

 

大坂なおみは東京オリンピックに日本代表として出場か?理由は?

国籍を決める期限も差し迫っていますし、2020年東京オリンピックももう間近です。

そのため、どちらの国籍で出場するのかということが注目を集めています。

日本代表としてオリンピックに出場決定が濃厚と噂されていますが、その理由や真相についてまとめてみました。

 

 

オリンピック規則によりアメリカ代表では出場不可だった

アメリカ合衆国代表で出場できないのには理由があります。

オリンピックに出場するためにはオリンピック憲章規則の条件を満たさなければいけません。

アメリカ合衆国代表として出場するのであればその条件が満たされなくなってしまうのです。

 

その条件はこちらです。

オリンピック憲章規則41 参考

同時に2つ以上の国籍を持つ競技者は、どの国を代表するのか、自身で決めることができる。

しかし、オリンピック競技大会、大陸や地域の競技大会、

関係IF(IOC公認の国際競技連盟)の公認する世界選手権大会や地域の選手権大会

で1つの国の代表として参加した後には、別の国を代表することはできない。

ただし、国籍を変更した個人、もしくは新たな国籍を取得した個人に適用される

以下の第2項の定める条件を満たした場合は、その限りではない。

 

また、第2項にはこのような記載があります。

オリンピック競技大会、 大陸や地域の競技大会、 関係IF(IOC公認の国際競技連盟)

の公認する世界選手権大会や地 域の選手権大会で1つの国の代表として参加したことがあり、

かつ国籍を変更した競技者または新たな国籍を取得した競技者は、

以前の国を最後に代表してから少なくとも3年が経過していることが

新たな国を代表してオリンピック競技大会に参加する条件となる。

この期間については、 当該NOC(国内オリンピック委員会)とIFの合意のもとに、

IOC理事会が個々の状況を考慮し、短縮することができるばかりか、

場合によっては撤廃することもできる。

 

つまり、大坂なおみ選手はいますぐに日本国籍を離脱してアメリカ国籍になったとしても、

東京オリンピックまでに「3年経過」という条件を満たさなくなってしまうのです。

 

さらに2018年4月に国別対抗戦(フェド杯世界グループ2部入れ替え戦)に日本代表で参加しています。

条件的には日本代表として出場する方が確実です。

 

大坂なおみは日本代表として東京五輪でプレーするのが夢だった

大坂なおみさん自身は2016年のリオオリンピック前から

「日本代表として東京オリンピックでプレーしてメダルを取るのが夢」と公言していました。

そのため、これまでの大会も日本代表として活躍し、出場資格を獲得するために実力を発揮しています。

 

さらにこのように語っています。

彼女は日本の文化が大好き。

日本人ラッパーの曲を何度も聴いて、日本語の勉強をしている姿は大きな話題になりました。

全豪中に更新したSNSでは、鎌倉にある竹林に行った様子を紹介していました。

また、今年に入ってから大坂選手が『おじいちゃんの住む根室に行きたい!』

とうれしそうに話していたそうなんです

お母さんの出身でもある日本がとても好きなんですね。

 

しかし、大坂なおみさんは2019年の4月に行われた女子テニスの国別対抗戦フェドカップワールドグループ2部入れ替え戦と

2月のスペイン戦を大坂なおみさんは代表を辞退しました。

 

あと一度だけ代表戦でチーム入りをしなければ条件が満たされません。

大坂なおみさんは「日本のために戦いたい」と東京オリンピックへ日本代表として出る意思表示をしているようなので、それまでにぜひ条件を満たして活躍して欲しいですね!

 

大坂なおみの日本国籍選択にリスクも…アメリカ国籍離脱税の問題とは?


大坂なおみさんが日本国籍を選択した場合に発生するデメリットがあります。

それがアメリカの国籍離脱税です。

 

その内容がこちらです。

アメリカには国籍離脱税という制度があります。

米国籍を放棄してもアメリカに居住しているのであれば、所得税が発生するので問題ありません。

ですが、別の国に移住する場合は課税対象となります。

課税額は全財産を時価評価したものと、減価償却したものとの差額に対して最大で23.8%発生する計算です。

つまり、今ある財産をすべて売った場合の金額に税金が発生するということです。

大坂さんの場合は、大会の賞金も含まれるので相当な額になるでしょう

これまでの大会賞金やスポンサーとの契約料を合わせると約40億円ともいわれる大坂の収入。

つまり彼女が日本を選ぶことで、約10億円という大金を支払う可能性が出てくるのだ。

大きな代償と背中合わせの大坂。それでも、彼女はすでに日本籍を決心した。

 

アメリカの税制がこのように大きく関わっているのであれば、大坂なおみさんの気持ちとは裏腹に金銭的な問題で選択が変わってしまう可能性もあります。

 

さらに、大坂なおみさんが生活しているフロリダは州税もないので、日本に移ると納税額も上がってしまいます。

それだけ見ていればアメリカを選択した方が金銭的には良いでしょう。

 

しかし、デメリット以上に大坂なおみさんは日本への熱い気持ちがあるようです。

大坂なおみさんは、ジュニア時代にアメリカの大会に多く出場していましたが、成績はあまり良くありませんでした。

 

ご両親はアメリカのテニス協会に支援を要請しましたが、取り合ってもらえず、

そんなときにいち早く大坂なおみさんの才能に気づいて延ばしてくれたのが日本テニス協会の吉川真司コーチでした。


日本での練習場所を確保し、熱心にサポートをしてくれたおかげで今の大坂なおみさんがあるのです。

 

そのため、大坂なおみさんはアメリカと日本の対応の違いを忘れておらず、日本代表として活躍することに大きな誇りをもっているそうです。

金銭的な問題よりもそういった今までのことが積み重なり、選択を日本にする可能性は大きいですね。

 

 

大坂なおみの国籍問題に対する海外の反応は?


大坂なおみさんの国籍問題について注目しているのは日本だけではありません。

これだけ世界的に活躍している選手なので、当然海外メディアも大きく取り上げますし、海外でも色んな人たちが反応を示しています

 

海外では大坂なおみさんのキュートで天真爛漫な性格やオープンな雰囲気がとても人気です。

人種や混血などに惑わされず自分の道を行く大坂なおみさんに勇気づけられている人たちも多いようです。

 

そんな大坂なおみさんの国籍問題についての海外の反応を集めてみました。

彼女は素晴らしい選手だ、素晴らしい日本生まれのアメリカ人選手だ。

彼女は日本で生まれたかもしれないが3歳からずっとアメリカで暮らしている。

それではもはや日本人とは言えない。

彼女は日本人に囲まれて生きてきたわけでもなければ日本の文化の中で生きてきたわけでもない、おそらく日本語もほとんど話せないだろう。

その人がどの国の人間かは国籍が決めるわけでも血が決めるわけでもない、それまでの人生が決めるんだ。

 

大坂なおみは日本人の母によって育てられた。

彼女はどの選手と対戦する時も、どの人と会う時もお辞儀をする(君は知らないかもしれないがそれは日本人の特徴だ)。

彼女は非常に謙虚で常に周りの人への配慮を忘れない(君は知らないかもしれないがそれは日本人の特徴だ)。

その彼女は日本選手として戦うことを選択した。

オリンピックでも日本を代表したいと言っていた。 そもそも彼女が日本とアメリカの国籍を持っている以上どちらに属しているかを決めるのは彼女だ。

 

私はイギリス人で妻は日本人、子供たちはいわゆるハーフなわけだが...

全員成人していて短い期間だがイギリスで育ち何度もイギリスを訪れ英語も完璧に話せるが子供たちは自分をイギリス人だと思ったことはない、

100%日本人だと思っている。親がどこの生まれかは関係ない、育った文化、育った環境、その経験が人を作るのだから。

 

など、大坂なおみさんを認めて応援していたり、どの国籍を選択してもそれは自由であるなどの意見が多かったです。

他にも、なぜ日本は認めないのか、などという意見もありました。

 

多様性を認めない日本に対しての懸念を示す声などもあり、今後の大坂なおみさんを心配しているファンも見られました。

あと少しで東京オリンピックが開幕します。

大坂なおみさんらしく豪快なプレーを今後も見られることを期待して応援したいですね。

 

大坂なおみのプロフィール

世界から注目を集める大坂なおみ選手のプロフィールや経歴を紹介します。

  • 名前 大坂なおみ
  • 生年月日 1997年10月16日(23歳)
  • 出身地 大阪府
  • 身長 180cm
  • 体重 69㎏
  • 所属 日清食品

 

ハイチ出身でアメリカ人の父と、日本人の母を持つハーフ。3歳で渡米し、父の手ほどきでテニスを始める。

2014年、WTAスタンフォード大会1回戦で、当時世界ランキング19位のサマンサ・トーサーを破る大金星を挙げ、一躍注目を集める。

2016年、グランドスラム初出場を果たすと、全豪、全仏、全米オープンで3回戦進出。

日本人初のWTA最優秀新人賞を受賞する。

2018年、BNPパリバオープンでツアー初優勝。

9月の全米オープンでは、日本人として初のグランドスラムタイトルを手にする。

2019年、全豪オープンで優勝し、男女を通じてアジア初のシングルス世界ランキング1位にのぼりつめる。

180cmの長身から繰り出すパワフルなサービスを武器に、今後、更なる進化に期待がかかる。

戦歴/受賞歴

  • 2019年 全豪オープン 優勝
  • 2018年 全米オープン 優勝
  • 2018年 BNPパリバオープン 優勝
  • 2018年 全豪オープン ベスト16
  • 2017年 ウィンブルドン 3回戦進出
  • 2017年 全米オープン 3回戦進出

 

大坂なおみ選手は北海道出身の母親である環さんと、ハイチ出身の父フランソワさんとの間に生まれました。

大阪で生まれ、3歳でアメリカに移住し、小学校から高校まで英語圏で育ったため、日本語を話すのが苦手なのが特徴です。

 

実は大阪まり選手という一歳半上のお姉さんがいて、お姉さんもテニス選手として活躍しています。

小さい頃はずっとお姉さんとお父さんと一緒にテニスをしていたそうです。

 

でもお父さんは実はテニスプレーヤーではなく、アメリカンフットボールやバスケットボールの経験者だそうで、テニスは全くの素人でした。

有名テニス選手の教材を見ながら娘達とテニスを教えていたと言われています。

娘達の才能を早くから見抜きここまでの選手に成長させたのだから素晴らしいお父さんですね!

 

以上、大坂なおみさんについてでした。

大坂なおみ・父親の職業が凄い!ニューヨーク大学出身・ハイチ国籍の映画監督?

2019年6月3日