自粛警察の頭おかしい行為一覧!なぜ高齢者は社会の足を引っ張るのか

緊急事態宣言下での外出自粛期間が2020年5月25日、全国的に終わりました。

「会社に行かなくて良かったから家族の時間が増えた」という人がいる反面、「外出できないことでストレスが溜まった」という人もいらっしゃったのではないでしょうか?

 

今回はそんなストレスの捌け口を他人に匿名で危害を加えることで発散していた、通称『自粛警察』『自粛ポリス』と呼ばれている存在をピックアップ!

“どんな卑劣な行動を行っていたか”“なぜ加害者には高齢者が多いのか”などの詳細をご説明していきます。

自衛の意味でもしっかりチェックして行ってくださいね!

 

自粛警察とは?

『自粛警察』とは、そもそも何のことを指すのでしょうか?

明確な定義はありませんが、“新型コロナウィルスによる緊急事態宣言下で、自粛要請に応じない個人または店舗などの団体を私的に取り締まろうとする行為”のことを指すようです。

 

店先に辛辣な言葉を書いた張り紙を貼ったり、電話で怒鳴ったりするなど明らかに常軌を逸した行動を起こす人がいるのは驚きの一言。

「“裁かれない悪に粛清を”みたいな感じ昔のサイコパス漫画で見たな」と思ってしまいましたが、現実にこんな思想の人がゴロゴロいるのだから世も末です。

 

『自粛警察』という言葉は2020年4月28日にワイドショーで取り上げられたのをきっかけに、トレンドワードランキングの上位にランクイン。

ゴールデンウィーク頃から検索回数が上位で推移しています。

それだけ多くの人が関係する社会問題として注目を集めているんですね。

 

自粛警察の頭おかしい行為一覧

「自分たちは自粛生活を真面目に頑張っているのに、外に出ているヤツらがいるから一向に状況が好転しない」by自粛警察

 

他者の行動を制限することに抵抗がなくなっていくというのは、自分の行動を制限されたことによるストレスが原因です。

新型コロナウィルスが未知のウィルスであったことがより、このストレスに拍車をかけていたように思います。

 

そして不満を募らせた人々の行動がエスカレートして、社会問題に発展していったのです。

では一体どんな行為が具体的にあったのか、詳しく見ていきましょう!

 

自粛警察がバイクにマジックで落書き

兵庫県西宮市在住の10代男性が所有するバイクのナンバープレートに「自粛しろ」と落書きされたことが被害者のツイートから注目されました。

他府県のナンバープレートを見て嫌がらせに走る“県外ナンバー狩り”が話題になりましたが、こちらは神戸ナンバー。

 

しかもバイクを置いていたのは自宅だったとのこと。

所有者の方が住んでいる兵庫県は坂道が多く、一人暮らしの足としてバイクは生活必需品であったことを考えると本当に許せない行為ですね。

 

被害者の方は30分かけて愛車の落書きを落としており、本当に憤りを感じるものだったと察します。

それだけでも悲しい出来事なのに、さらに追い打ちをかけたのが当該ツイートに対する不特定多数のリツイート。

 

「売名行為で書いたのでは」といった主旨のものが見られたとのことですが、一般人がそんなことをしてどうなるというのでしょうか。

被害届を出せば器物損壊罪に当たる悪質な行為であることは間違いありません。

明らかに人の道を外れた行為であることを加害者には気付いてほしいものです。

 

 

自粛警察がパチンコ店の営業妨害

まだゴールデンウィークに入っていない2020年4月下旬頃から話題になっていた“パチンコ店の営業自粛要請”。

緊急事態宣言下で『新型コロナウイルス等対策特別措置法』に基づき、営業の自粛をしていない店舗の実名などを公表する義務が各都道府県知事にはありました。

 

大阪府や兵庫県などはいち早く実名の公表に踏み切ったのですが、それが宣伝効果となったのか翌日からはパチンコ店に行列が出来る事態となり知事に対して批判する著名人も少なからず出たほどです。

 

この件はラサール石井vs吉村洋文大阪府知事の構図でTwitter上の論争が起きたため、有名ですよね。

上記のTwitter上の論争に加え、“ギャンブル依存”を疑うほどの行列が出来ているという報道やクラスターが発生する危険度の高い場所として強く疑問視されたのがパチンコ店。

実際のクラスターは発生していないにも関わらず、世論は「パチンコ店は他の業態よりもNO」という暗黙の了解が満ちていました。

 

その空気に過剰に反応したのが自粛警察です。

とあるパチンコ店は1日70~80件程度のクレーム電話があったこともあり、その内容について下記のように語っています。

『なんで県の休業要請に従わないんですか?』とか言うから『いや、要請書や要請の電話は来てないですし、パチンコ店はセーフティネット保証5号の対象外という業種差別を受けていますからね。逆に保証ありきで安心して休めるように役所とかけあってもらえませんか?』なんて受け答えをしていたら、2日目の途中から無言電話になりました

結局、3日目まで無言電話が続きましたが、次の日からパタリと来なくなりました。声を聞いていた感じでは7~8人がそれぞれ10回くらい電話していたんでしょう。先に自粛していた競合店の嫌がらせか、いわゆるプロ市民だと思っていますけどね。何せ、この店は見通しのいいバイパス沿いにあるので近隣住民はいませんから

引用元:Yahoo!ニュース

これぞまさに狂気の沙汰。

この他にも、駐車場で他県ナンバー狩りと思わしき被害が数件あったことも告白しています。

被害内容は車の下に無数の釘をばら撒いたり、フロントガラスに卵をぶつけるなどの行為だったそうです。

 

店の前で怒鳴りながら店を閉めろと利用客を言い争う様がネット上で話題になったこともありますが、そもそも言い争うときの飛沫感染のリスクは気にならないのか不思議で仕方ありません。

他者を断罪することに酔っているのだと早く気付いてほしいですね。

 

自粛警察が飲食店の営業妨害

感染拡大対策として時短営業を行っていた飲食店や菓子店などの店舗に対して、店の営業自体を阻害するような動きが多く見られていました。

嫌がらせの張り紙による営業妨害、無言電話などの迷惑行為など悪質なものが目立ちます。

 

東京・大森のとある居酒屋さんでは「このような状況でまだ営業しますか?」と張り紙がされました。

コロナウイルス嫌がらせ張り紙

引用元:Twitter

それだけでも酷いのですが、店舗側が「コロナの拡大防止に注意しながら、信念を持って営業を継続してまいります」と張り紙を重ねたところ、「バカ」とその上に落書きまでしたとのことでした。

 

張り紙に対して返信までするとなると、その店の動向をある程度見張っていないといけませんよね。

そこまで情熱を持って自粛警察としての活動をしているとは呆れますが、

「その労力を他のところに回したら、もっと出来ることあるんじゃない?」と言いたくなります。

 

自粛警察が公園で遊ぶ子供の営業妨害

「こっちはイライラしているんだ。うるさい。」

「緊急事態宣言が出ているのに何事か!」

などと外で遊んでいた子供たちや親子連れが高齢者に怒鳴りつけられたケースが、自粛期間中は目立ちました。

 

なかには公園でサッカーをしていただけの男子高校生が通報を受けた警察官から注意された例もあり、男子学生らは「監視されていたようで怖かった」などと委縮した様子で語っています。

その男子学生ら以外の公園利用者はおらず“三密”には程遠い環境だったにも関わらずです。

もう少しやり方を考えられなかったのか、聞いてみたいなと思ってしまいました。

 

これらの行動の根本には、下記のような誤解があるのかもしれません。

  • 緊急事態宣言の内容をしっかり把握せず“外出の全面的な禁止”だと思い込んでいる
  • 公園などの屋外の施設は“ソーシャルディスタンスを意識しながら”短時間で利用するよう呼びかけられていたことをキチンと把握出来ていなかった

 

ただ文句を言うだけならまだしも卑劣な行為に出る人もいたようです。

2020年5月4日横浜市金沢区並木の公園にカッターの替え刃が20本以上散乱していたと警察に通報がありました。

警察署によると、その一部は砂場に埋めてあったとのこと。

 

幸いにもその時公園を利用していた10人ほどの子供たちには怪我はなかったのでそれだけは救いですが、これが自粛警察の行為なら完全に異常です。

そもそも外出自粛を促すために大義名分を得て行動しているつもりならば、公園の安全性を脅かす行為は不要不急のものでしょうか?

 

カッターの替え刃を砂場に埋めることが不要不急の外出に当たると考えているなら、危険思想の持ち主と言われても否定は出来ないように思います。

これから休校措置がなくなり通学する子供たちが増えますが、将来ある若者を守るためにも地域一丸となって不審者の蛮行に監視の目を光らせる必要がありそうですね。

 

 

自粛警察が山梨コロナ感染女性の個人情報を特定

味覚・嗅覚の異常を自覚しPCR検査で陽性反応が出たことを知りながらも山梨県の実家に帰省し、高速バスで帰京した20代女性は報道当初に嵐のようなバッシングに遭いました。

県内の20代男性に感染させたことも手伝いネット上には罵詈雑言があふれ、早速自粛警察が個人情報の特定を行いました。

 

本来守られるべき女性の氏名や顔写真などが晒され、勤務先と誤解を受けた会社はHPで風評被害だと否定するに至ったのです。

起こるべくして起こった悲劇という見方もできる話ですが、プライバシーを侵害する権利など誰にもありません。

 

このような事態に陥ったことを受け山梨県では、プライバシーを脅かす犯罪性の高いネット情報に対して警察や弁護士と協力して人権救済を行っていく方針です。

 

重要なことですが、個人情報を特定しようと動くこと・デマを拡散すること・それらの行為を煽ることは“大罪”です。

ネットを使った公開リンチには強いNOを、そしてネット上の取り締まりに関する法整備をしなければと強く思う事件ですね。

 

自粛警察が通報の嵐

新型コロナウィルスに関する警察への通報件数は3月約200件・4月約1300件など爆発的に伸びています。

“休業要請に応じていない”といった内容の通報が一番多く、次に“外出の自粛に応じていない”等内容が多かったとのこと。

 

そしてそのほとんどが取り締まり範囲外のことでした。

なかには「外でカップルがいちゃついている」「給付金について家族と喧嘩になった」なんてものもあったようで・・・・

 

「警察に通報しているときに恥ずかしくなかった?」と思わず聞きたくなってしまいました。(笑)

 

警察の出動が必要な案件への対応が難しくなることからも、冷静な判断を呼びかけています。

特に外出自粛期間が終了したこれからは、給付金を狙った犯罪など以前とは形の違う犯罪が横行する可能性もあり警察の対応も複雑化するハズ。

だからこそ、不要不急の通報は避けるべきですね。

 

またコロナウィルス自体に関する相談は行政機関へなど、何かがあった際適切な窓口を選ぶことも重要なことです。

自粛警察であるかどうかに関わらず、この点はみんなで意識して安全な世の中に戻していきましょう。

 

 

自粛警察に高齢者が多い理由とは

“高齢者クレーマー”の存在がコロナウィルス問題以前から話題になっていました。

一部によると定年退職した管理職が多いとの見方もありますが、自粛警察と共通して“社会経験を積んでいる分自分の意見は受け入れられて当然”という思い込みが強いと専門家から指摘されています。

 

さらに“自分の発言が相手や社会のためを思ってこそ”という認識で発せられていることも類似点です。

いい迷惑ですよ、ほんとに。

 

コロナウィルスの自粛警察の場合は、流行当初“若者は感染しても軽症で済むが高齢者は重症化しやすく場合によっては死ぬ”という情報が多く出回っていたことが高齢者を自粛警察化させる後押しをした可能性があります。

「戦うべきはウィルスであって人ではない」そんな根本的な状況判断を、豊富なハズの人生経験をもとにしてもらいたいと切に願います。

 

自粛警察は逮捕されないの?罰則は?


大前提ですが、“営業自粛要請は『新型コロナウイルス等対策特別措置法』に基づき、行政サイドが自粛をお願いするもの”です。

あくまでお願いなので“営業禁止命令”ではなく、罰則等もありません。

一般人が私見に基づき、他社に危害を加えることを許すものでは断じてありません!

 

線引きが難しいのですが原則として

“意見を述べること自体は憲法21条『表現・言論の自由』の範囲内であり、強要まで行ってしまうとアウト”です。

 

万が一強要した場合は、下記のような罪に当たることを留意してもらいたいと思います。

  • 強要罪…義務にないことを行わせた場合
  • 威力業務妨害罪…脅すなど圧力をかけ営業妨害をした場合
  • 偽計業務妨害罪…虚偽の内容の張り紙を貼るなどして営業を妨げた場合
  • 名誉毀損罪、侮辱罪…店舗の評判を貶めるような行為や発言をした場合
  • 器物損壊罪…所有物の機能を害する迷惑行為(※店舗の扉が開かないように張り紙を貼るなど)をした場合

また民事裁判では、営業妨害等が原因で発生した損害賠償を被害者から請求される可能性があります。

 

ではこれらの罪に問われる可能性がありながら、なぜ多くの自粛警察は逮捕されないままなのでしょうか?

それは“自粛しないことに困っている機関や人の存在があったから”だと考えられます。

 

まがいなりにも自粛を促す行為をする人を警察も積極的には捕まえにくい風潮というのが確かに存在していました。

パチンコ店が営業を自粛せず多くの国民からバッシングの嵐が吹き荒れたのが良い例。

同調圧力とも言える日本人の悪しき習慣です。

 

また“被害を受けた側も加害者を特定できるほどの証拠がないと、警察が捜査を開始しにくい”というシステム的な問題も存在しています。

防犯カメラなどの設備を投資する余裕がない飲食店は泣き寝入りしやすいのが現状ですね。

さらに被害届を出すと店に悪評が立つことを恐れて行動できないパターンもあります。

 

被害者側が泣き寝入りするのが当たり前にならないように、社会全体が冷静な判断で行動することが何よりも大切なことと考えられますね。

 

 

まとめ

自粛警察になっている人は、もともとは普通の暮らしをしている真面目な人が多いとされています。

国の方針として外出や営業店舗の自粛を要請していた分、周囲に注意喚起をすることも悪いことではありません。

 

ただ大切なのは注意するときの目的ではないでしょうか?

自分のイライラをぶつけるために声を荒げたり、暴言を書いた紙を張り紙を貼るのはただの“自己満足”。相手を思った注意とは全く別物ですよね。

 

「そんなあなたの生き方は不自由じゃないですか?」

「本来は真面目で人想いなハズなのに、暴挙に出て罪悪感を感じませんか?」

ウィルスと共生していくタイミングになった今こそ、落ち着いた行動をみんながとることで自粛警察の被害者が減ることを願って止みません。



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